パウダーファンデーションの下地におススメ

当院では美容診察でお顔の悩みの相談をされた方や、保険診察でニキビの診断をされた方にパウダーファンデーションを推奨しております。

大きな理由が2つあります。

1、油分が多く毛穴詰まりの原因となる

ファンデーションは、水分、油分、顔料の3つで構成されおり、割合の違いがテクスチャーの違いとされています。

油分：クリーム＞リキッド＞パウダー

一般的なリキッドファンデーションやクッションファンデーションは油分が多いとされていますのでパウダーファンデーションがおすすめになります。

油分が多いと毛穴を詰まらせやすく、ニキビの原因なったり、毛穴が詰まると皮脂により炎症を起こし赤みを帯びた肌になります。

また、パフに残ったファンデーションの油分が、酸素と混ざりあうことで、酸化します。酸化した油分が肌につくと、肌トラブルの原因となるので注意してください。

また、油分は細菌の大好物です。

パフが汚れた状態が続くと細菌が増殖するので、使用したパフは毎回洗うようにした方がいいでしょう。

2、お肌への密着力があるゆえに肌への負担になりやすい

油分が多い化粧品は落とすのに界面活性剤を含むクレンジングが必要となるため落とす時の肌への負担、擦ることで刺激となる可能性があります。また、摩擦などの刺激よって生成されたメラニン色素は、排出されないままだと色素沈着を起こしてくすみの原因になります。以前紹介したミネラルファンデーションなどは下地から全てパウダーのため洗顔のみで落とすことができ肌への負担も軽くすむと考えられます。メイク落としや洗顔は優しく行なうことがとても大切です。

 

しかし、カウンセリングでパウダーファンデーションをご紹介すると必ずと言ってよいほど「でも、カバー力が…」というお声をいただきます。

そこで、今回はコンシーラーのご紹介を2つしていきたいと思います。

 

ニキビの赤みが気になる方へおすすめ

【アクセーヌ　イプノス　シーバムクリア　リペアクリーム】

ノンコメドジェニックテスト済

（薬用クリーム）ベージュタイプ［医薬部外品］

・毛穴をふさがない

・赤みカバー

・ニキビ予防しながら美白

有効成分　イソプロピルメチルフェノール（殺菌作用）、グリチルリチン酸ジカリウム（消炎作用）、ビタミンC誘導体配合（美肌効果*）配合

*メラニン色素の生成を抑えることによる美白効果、皮脂の過剰分泌を抑えることによるニキビの改善・予防、コラーゲンの生成を促すことによるしわ・たるみの改善・予防

➡️使用方法

日焼け止め・下地→コンシーラ→ファンデーション

※クレンジングを使用して優しく落としてください。

6g 2,970円（税込）

 

シミの気になる方へおすすめ

【セルニュープラスDR HQコンシーラー】

ノンコメドジェニックではありません

・ハイドロキノン2%配合（メラニン合成を抑制する）

※HQ：100人使用すると2・3人の割合でかぶれることがあるため、心配なことがあれば診察でご相談ください。

・UV効果（SPF50+、PA +++＋）

➡️日焼け止め・下地→コンシーラー→ファンデーション

※クレンジングを使用して優しく落としてください

1本　3,850円（税込）