かすがい皮膚科

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TOPスタッフブログ > しもやけ 症状と予防対策について

スタッフブログ

Staffblog
2025.01.31

しもやけ 症状と予防対策について

1月になり寒さが厳しくなってきましたね。

今日はこの時期に多い凍瘡(しもやけ)についてお話します。

凍瘡は、寒冷曝露により局所の炎症を繰り返すことで起こる皮膚障害で一般的には『しもやけ』とも呼ばれます。

冷え性の方、子供や高齢者、屋外での作業が多い方、濡れた手袋や靴を長時間着用している方はしもやけになりやすい傾向があります。

《症状》

皮膚の赤みや腫れが生じ、暖かくなると痛みやかゆみが強くなるのが特徴です。症状が悪化すると皮膚がひび割れになり水ぶくれができることもあります。水ぶくれが破れると感染症を引き起こすこともあるため注意が必要です。

《病態》

寒さによる血行不良が原因で起こる皮膚の炎症です。

手足の指や耳などの体の末梢部分では特に細い血管が収縮・血液の流れが滞りやすく、その部分に多く発症します。

冬期に多いが、気温の3℃程度で発症しやすいため、厳冬期よりも初冬や初春に多い傾向があります。

寒冷刺激の他にも発汗による湿潤(手袋や靴下の中が汗で濡れて蒸れにより皮膚がふやけ、障害が起こりやすくなる)や遺伝的要因などが関与することもあります。

《治療法》
外用剤:ビタミンE製剤
血行を良くして、症状を改善します。通常、1日1~数回適量を患部に塗ります。必ず指示された使用方法を守って下さい。
開封後は密封して、乳幼児や小児の手の届かないところで光を避けて15℃以下で保管してください。

内服薬:漢方薬
血液の循環を改善し、体を温める作用があります。
冷えによる痛みを取る働きがあり、手足の冷えに伴って悪化するような下腹部痛、腰痛、頭痛等にも効果があります。

《予防》

予防として、好発時期には寒冷刺激を避けることが大切です。できる限り保温に努めましょう。長時間、手足や顔などが寒い環境にさらされるのを防ぐために外出時は手袋、マスク、耳当て、帽子などで防寒をしましょう。5本指ソックスもおススメですよ!

濡れた手袋や靴下は早めに取り替えましょう。濡れた靴もよく乾燥させましょう。

血行を良くするために、マッサージやストレッチなどをしてみるしてみるのもいいでしょう。しかし、急に温まると赤みや痒みが出てしまうので激しい気温差には気をつけてください。

昼夜の温度差や、屋内と屋外の気温差に注意しましょう。寒いところから、急にコタツに入るなどする行為はやめましょう。

食事でビタミンEを多く含む食品(ナッツ類、アボカド、うなぎなど)を摂取するのもよいでしょう。

凍瘡(しもやけ)に似た症状の疾患もいくつかあるので、ひどくなる前に早めに皮膚科に受診しましょう。寒い季節を快適に過ごすために、しもやけ対策をしっかり行いましょう。

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