こんにちは、かすがい皮膚科です。
今日は【プラセンタ】についてお話します。プラセンタとは、哺乳動物の「胎盤」です。胎盤には、自然治癒力を回復させるための効果があります。母体と胎児を繋ぎ、生命を育む源です。
プラセンタは、20種類のアミノ酸をはじめ、活性ペプチド、核酸、ミネラル、ムコ多糖類などの細胞形成や成長をサポートする成長因子となる栄養素が豊富で、栄養素それぞれが調和を取りながら、体の調子を整えてくれます。この成分が、肌に働きかけ、細胞の活性を高めて若々しい肌へ生まれ変わらせてくれるのです。プラセンタの歴史は古く、2000年以上前から愛される不老長寿の妙薬として使われてきました。西洋医学の父ヒポクラテスは既に胎盤を使っていました。クレオパトラやマリーアントワネットは若さを保つために、始皇帝は健康維持のために使っていたとも言われています。
《プラセンタの効果》
1. 細胞の再生を促すための新陳代謝をはじめ促し、アンチエイジング効果が得られます。
2. 皮膚細胞の再生を促すために、皮膚のハリやツヤが改善します。
3. 抗アレルギー作用があります。
4. 免疫増強作用があります。
5. 更年期障害(のぼせ・ほてり・発汗など)の症状改善作用があります。
6. 肝機能の改善効果があります。
当院では、プラセンタ治療として【プラセンタ注射】(ラエンネック)、【飲むプラセンタ】プラセンタサプリメント(JBPポーサイン)をご用意しています。国産のもので、安全性が高いものを取り扱っています。
【プラセンタ注射(ラエンネック)】
臀部や、腕に皮下注射をします。注射の頻度の目安は、
・美容・美肌目的の方→1週間に1回
・関節症状・更年期症状の方→2週間に1回
程度で行っていただくと効果的です。注射希望の方は診察が必要となりますので、受付でお声がけください。副作用として、まれに注射部位の発赤・かゆみが現れる場合があります。
ヒトプラセンタを原料として製造される特定成分由来製品の医薬品です。感染病が電波した報告は現在までに国外・国内での報告はありませんが、注意事項として厚生労働省は、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病などの輸血感染を防ぐためにプラセンタ注射をした方は、※輸血を控えるように 通達を出しています。また、※献血をして頂くことはできません。
【プラセンタサプリ(JBCポーサイン)】
国産豚のプラセンタエキス純末のみを1粒あたり350㎎も充填したサプリメントです。1日3~6粒を目安に摂取してください。こちらは、特定成分由来製品ではないため、※献血は可能です。国内の認定工場で製造され品質管理が徹底されています。サプリメントの購入は、診察なしでの受付購入が可能です。
毎日をいきいきと過ごしたい、美しさに自信を持ちたい、気持ちのいい朝を迎えたい方におすすめです。アンチエイジングだけでなく、ニキビに悩んでいる方も治療されています。
定期的に考えて【注射】と【サプリメント】は金額はほぼ差がありません。女性だけでなく、男性の方ももちろん行うことができるので、気になる方は一度ご相談ください。