顔にあるそばかす、幼少期はチャームポイントと思っていたが、年齢とともにコンプレックス・悩みの種に変わってしまったという方はみえませんか??
隠す方に力を入れている方もみえると思います。マスクで隠れている間に薄くする方に力を入れてみませんか?今日はそんなそばかすに悩む事例をご紹介です。
【事例】梨花(りか)さん 20代 女性
【お悩み】
小学生の頃は、可愛いと思っていたそばかすなんですが、最近はシミに感じてしまい化粧で隠しています。でも、うまく隠れないこともあるし、汗をかく夏は化粧が崩れてしまうから隠しきれないことがあります。そばかすを消したいと思っています。
【受診のきっかけ】
友達の桃音のインスタに、いちご鼻が綺麗になったと載っていて。DMでどこでやったのか聞いたら、『かすがい皮膚科』だと教えてもらって。
桃音のお母さんは、首イボだから何回も受診はしなかったみたいだけど、桃音はハイドラフェイシャルを1回やったって教えてくれたので、私の場合はどうなのかなって思い相談に来ました。
【診断】
雀卵斑(ジャクランハン) 一般的にそばかすと言われるものです。
【提案】
〔施術〕アイコンフォト
〔ホームケア〕飲む日焼け止め、塗る日焼け止め
【カウンセリング】
雀卵斑とは幼少時から、首、腕などの日光が当たる部位に褐色斑が多発するもので、遺伝的要因で発症することが多く、紫外線で悪化します。加齢とともに増え思春期が最も顕著ですが、以後色調は薄くなっていきます。アイコン(ICON)というIPL治療器を使用し施術していきます。IPL治療とは特殊な光が肌トラブルの原因となるターゲット(メラニンや毛細血管)にあたると、その光エネルギーが熱に代わり、ターゲットにダメージをあたえます。IPLの光はターゲットのみに反応するため、素肌を傷つけることなくトラブル部分のみダメージをあたえることができるのでお肌への負担がほとんどありません。またその作用によりコラーゲン再生を促すことで肌のハリを改善し、肌の内側から美肌へと導きます。1回ごとに薄くはなっていきますが、回数を重ねていただくことでより効果を感じていただけます。全く何もなかったように、消し切ることは難しいですが、目立たないように薄くしていきましょう。
施術後は日常生活に制限はありませんが、日焼け止めはしっかりと塗り紫外線対策はお願いします。日焼け止めは塗るだけではなく、内服するタイプもありますので併用もオススメです。
施術中は冷却装置によって軽減はされますが痛みを伴います。施術後は赤み、瘡蓋ができる可能性がありますが、ダウンタイムは短いと言われている施術です。
※実際のカウンセリングでは、副作用、機器について、注意事項、費用、所要時間など、お伝えし質問にもお答えしています。また、当日お持ちいただく書類もお渡しします。
【予約した日に施術】
お約束している日時の15分前にご来院いただき、受付後に洗顔していただきます。その後、レビューという画像診断写真を撮影します。何回か施術していただいた後、皮膚の状態を比較できるようにしております。ベッドに横になっていただき施術します。目には保護用のゴーグルをつけ、施術自体は15分ほどの所要時間です。その後冷やして終了です。ご自身で日焼け止めを塗り、お支払いの後ご帰宅いただけます。
【再診】
照射後、困ったことがあれば受診していただきますが、通常の場合は次回の施術日にご来院いただきます。
雀卵斑にはピコレーザーも適応になりますので、希望があればご相談ください。
梨花さんの事例を通して、そばかすについての美容施術をイメージしていただけたでしょうか?そばかすだけでなく、シミや毛穴の開き、ニキビ痕など隠すというお考えをお持ちの方も多いではないでしょうか?美容施術でその隠す行為を減らしていくお手伝いができるかもしれません。目立たなくしていくという方法を一緒に考えていきませんか?かすがい皮膚科では美容施術だけでなく、自宅でできるホームケアもご提案しております。お悩みをお持ちの方は、皮膚科専門医へご相談にお越しください。