かすがい皮膚科の美容皮膚科、実はシミやニキビ痕だけではないんです。
年齢とともに首に小さなイボができて、だんだん数が増えて…。首は、ファンデーションで隠すことが難しく年齢が出やすい部位でもあり、意外と人の目線も行きやすい場所です。イボがあることで、首周りが開いた服を着づらくなり、オシャレも出来なくなって、どうにかしたいと思われている方も多いのではないでしょうか。
首のイボって数がたくさんあるけど、どういう方法、流れで取るんだろうと気になる方もいらっしゃると思います。今日は同じく、首のイボで悩まれている小梅さんのお友達、桃代さんがキレイになるまでをご紹介したいと思います。(実際に存在する人物とは異なります)
【事例】桃代さん 50代 女性
【お悩み】小梅さんが最近綺麗になったので私も来てみました。最近首にイボがあって、引っかかって邪魔だし、見た目もおばさんみたいで嫌なのよね…。おじいちゃんの介護で忙しくて、気になってたけどなかなか病院に行く時間がなくってね。そんなに通わなくても首のイボが取れる方法はないかしら。
【診断】首いぼ(アクロコルドン 1mm以下が多数)
【提案】なるべくきれいに早く取りたい場合は、美容(自費診療)のCO2レーザーがあります。
桃代さん:「じゃあ私は美容のレーザーの方がいいわ!」
【美容カウンセリング】
CO2レーザーとは、炭酸ガスレーザー照射により瞬間的に皮膚表面を蒸散させ隆起性病変を削り取って除去する治療法です。施術時間10~15分程度で短く、治療は必要に応じて局所麻酔を行いますので麻酔時のチクッとした痛み以外はありません。出血もほとんどありません。施術後の肌は、消しゴムで消したように何もなかったような皮膚になるのではなく、イボの膨らみは取れますが、小さな赤い傷痕が残ります。
施術終了後から傷薬の軟膏をガーゼに塗り施術部位を覆っていただきます。ある程度傷がよくなるまでは覆う必要があるので、大事なイベントの前はお控えいただいたほうが良いかと思われます。施術1週間後に傷の確認のため、美容再診が必要になります。
施術は平日の午前9:45〜12:30、午後14:30〜15:30です。
レーザー治療後の炎症後色素沈着が一時的に起こる場合がありますが、通常は約3〜6ヶ月で薄くなることが多いです。しかし日焼けは色素沈着の大きなリスクとなりますので日焼け止めはしっかり塗ってください。
【予約した日に施術】
お約束した時間に来院していただいたら、鏡を見ながら施術部位を確認し、首イボ10箇所にマーキングをします。マーキング後に施術部位をカメラで撮影します。レーザー照射前、必要に応じて首のいぼ10個にそれぞれ局所麻酔の注射を行い、麻酔が効いていることが確認できたら、レーザーを照射します。その間は目をゴーグルにて覆い保護します。
レーザー照射終了後は、ガーゼに軟膏をつけ保護してお帰りいただきます。
ご自宅でも朝晩の1日2回、傷を泡で優しく洗い、ガーゼに軟膏をつけて保護してください。傷が乾いて瘡蓋を作らないようにすることが大事です。
施術終了後、ガーゼと軟膏をお渡しします。
【再診】
施術部位の経過を観察するため、施術後1週間後を目処に来院していただきます。その後は必要に応じて受診していただきます。
桃代さん:「膨らみが取れて嬉しいわ!引っかかりがなくなって、少し赤いけどだんだん落ち着いてきている気がするし、思っていたよりも目立たない。これならもっと早くに来ればよかった。お友達にも見えるところだからずっとコンプレックスだったの。右側のイボはやってもらったから、次は残りの左側もやりたいわ」
桃代さんは次回のご予約を取って嬉しそうに帰って行きました。
治したいと思っていても、時間がなく諦めていたり、そもそもどうやって治療するのかわからなかったりする方も多いと思いますが、今回の桃代さんの事例を読んで、施術の流れをイメージできたでしょうか?マフラーやハイネックなどで首元が隠れる今の時期、こっそり施術し、こっそり綺麗になってみませんか?
かすがい皮膚科が皆様のキレイをお手伝いいたします。