Wart
※上記症例以外も皮膚に関するお悩みは
お気軽にご相談ください。
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イボは手のひらや足裏に好発する感染症(ヒトパピローマウイルスの感染により生じる、うつる病気)です。他に全身のどこにでも発生します。ウイルスが目に見えないほどの小さな皮膚の傷から侵入し、角化細胞に感染し、数週間~数か月の潜伏期間を経て、目に見えるような大きさのイボに成長します。放置すると、どんどん大きくなったり、他の皮膚にうつって徐々にイボの数が増えてゆくことがあります。アトピー性皮膚炎や手荒れの方は引っ掻いたりしてうつりやすいので注意が必要です。特殊なウイルス性イボとして「青年性扁平疣贅(せいねんせいへんぺいゆうぜい。顔面に多発するイボ)」や尖圭コンジローマ(陰部にできる性病)などもあります。
【診断】
一見、タコやウオノメのようにみえます。タコやウオノメと間違えて、長年放置して大きくなってしまった患者さんも少なくありません。医師でも時にタコやウオノメと区別が難しいこともあり、皮膚科専門医の診察が望ましいです。ダーモスコピーという特殊なレンズを使用して診断します。場合によっては、イボの全体や一部をけずって診断する場合もあります。
【治療】
現在では特効薬は残念ながら存在しておりません。通常は液体窒素(チッ素)でイボを凍らせて治してゆきます。
液体窒素治療はイボウイルス感染細胞にダメージを与え、イボに栄養を与えている血管にダメージを与え、イボに対する体の免疫力を高めるなど複数の作用をもった優れた治療法です。ただ、この治療法は残念なことに痛みを感じるため、痛くない方法も併用してなるべく早く治してゆきます。
・サリチル酸絆創膏を貼る
・漢方薬(ヨクイニン:ハト麦種子抽出物)の内服
・暗示治療
暗示治療も効き目があるとされ、免疫の活性化によると考えられています。イボとり地蔵にお参りするのも効果があると言われており、地蔵ではありませんが松戸だと平戸弁天のイボ弁天 が有名なようです。ウイルス性イボは心の力で治る病気なのです。
・液体窒素凍結療法と痛くない方法も併用して、早く治すことを目指します。当院では凍結療法では、液体窒素をスプレーで噴射する機器「
ごくありふれた良性腫瘍のひとつです。30歳を越えるころから顔、首、手の甲などに若干盛り上がり、表面がザラザラした黒褐色のイボができてきます。首に無数にできる肌色から黒褐色のイボ(スキンタッグ)も、この老人性イボの場合が多いです。他に体や頭など全身の皮膚に発生します。加齢や日光、体質などが原因です。
【診断】
黒くないタイプ、ほとんど隆起しないタイプもあります。皮膚癌との区別のために、ダーモスコピーという特殊な機器で診断することもあります。また、皮膚癌も含めて他の皮膚腫瘍と区別が難しい場合は、皮膚生検(腫瘍の一部を切除し、顕微鏡で観察すること)により診断することがあります。
【治療】
(保険適応)
液体窒素(チッ素)による凍結治療が一般的です。大きなものだと手術によって切除が必要なこともあります。
女性はもちろんですが、男性患者さんも「イボが気になる」と来院される方がたくさんいらっしゃいます。顔のイボをとるだけで、見た感じがずいぶん変わることも多いです。
(自費治療)
顔や首などのイボをよりきれいに取りたい方は自費治療になりますが、CO2レーザーで切除することも可能です。
ご希望がある方はご相談ください。
1.紫外線(日光)は日ごろから避けましょう。日焼け止めクリームを塗りましょう。
2.男性の顔のイボは、ヒゲそり時にカミソリで傷つけないように気をつけましょう。
3.頭のイボは、クシで傷つけないように注意しましょう。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 |
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9:30~12:30 | ● | ● | - | ● | ● | ● | - |
14:30~18:00 | ● | ● | - | ● | ● | - | - |
【休診日】水曜日・土曜午後・日祝日
直接来院での受付時間は午前は9時15分~12時30分、午後は14時15分~17時です。
土曜日と平日の16時以降は混雑致しますのでご了承ください。
また平日16時以降は医師1名での診察となります。
※木曜日は最終受付を17:00から17:30までと30分延長させていただきます。