※上記症例以外も皮膚に関するお悩みは
お気軽にご相談ください。
※上記症例以外も皮膚に関するお悩みは
お気軽にご相談ください。
手足口病はウイルスによる感染症です。感染してから2~5日後に手のひら、足裏に赤みをともなった小さな水ぶくれ、膝、お尻などに赤いプツプツが出現します。口内炎もできます。発熱は約3分の1に見られますが、ほとんどはあまり高くなりません。手足口病は初夏から秋にかけて流行がみられます。他の子供にもうつることがあります。熱などがなく、全身状態が良ければ学校を休む必要はないとされています。手足口病は特に治療は必要なく、1~2週間で治ります。
潜伏期は約3日~7日です。
飛沫感染(くしゃみ、咳などを介してウイルスを吸い込む)、接触感染(皮膚接触やタオルの共有など)、糞口感染(感染した人の便を介した経口感染)が多く、感染後3~5日くらいまでの間に、水ぶくれが出ます。手足口病の原因となるウイルスの中で、最もタチが悪いのは、EV71と呼ばれるウイルスで、これに感染すると中枢神経系の合併症(髄膜炎、小脳失調症、脳炎等)を引き起こし、重症化する可能性が高くなると言われています。年により、流行するウイルスの型がちがいます。
手足口病に特効薬は無く、特別な治療法はありません。経過観察をしながら、症状に応じた治療を行います。症状は軽いことが多いです。
水ぶくれは約1週間から10日で乾き、大抵あとを残さず治ります。
口の中の痛みでご飯があまり食べられないときはスポーツ飲料などを少量頻回にとり、脱水にならないようにしましょう。
稀に髄膜炎や脳炎など、中枢神経系の合併症などが起こるケースがありますから、高熱が出る、発熱が2日以上続く、嘔吐する、頭を痛がる、視線が合わない、呼び掛けに応えない、呼吸が速くて息苦しそう、水分が取れずにおしっこが出ない、ぐったりしている、などの症状が見られた際は、すぐに医療機関を受診しましょう。
毎年、夏を中心に発生し、7月下旬頃に流行のピークを迎えます。手足口病は、そのほとんどが軽症で治りますが、重症化する割合が高いタイプの手足口病もありますので、しっかりと経過観察をすることが大切です。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:30~12:30 | ● | ● | - | ● | ● | ● | - |
14:30~18:00 | ● | ● | - | ● | ● | - | - |
【休診日】水曜日・土曜午後・日祝日
直接来院での受付時間は午前は9時15分~12時30分、午後は14時15分~17時です。
土曜日と平日の16時以降は混雑致しますのでご了承ください。
また平日16時以降は医師1名での診察となります。
※木曜日は最終受付を17:00から17:30までと30分延長させていただきます。