※上記症例以外も皮膚に関するお悩みは
お気軽にご相談ください。
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お子さまの皮膚にできる伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)ウイルスによる感染症です。放置しておくと自然に治る場合もあります(数か月から数年かかります)が、お子様の体の表面でウイルスが繁殖し、次々に水いぼの数が増えたりします。直接触ったり、プールなどで周囲のお友達に感染してしまうことがあります。特にアトピー性皮膚炎のお子さまは悪化しやすいので注意が必要です。時にかゆみを伴い、引っ掻いてとびひになることがあります。
光沢を持った小さいいぼを肉眼的に確認することで診断します。小さなものは拡大鏡で見ないとわからないことがあります。
治療は専用の医療器具で処置を行います。チクッとした痛みを感じます。
2回目以降(再診時に)水いぼ除去をご希望の方は、あらかじめ自宅で水いぼに蛍光ペンで○印をつけていただくとスムーズです。
・なるべく痛くないように治療し、お子さまが病院嫌いにならないよう配慮します。
・お友達にうつることや長期治らず増えていくケースも多いので、当院では数が少ないうちに早めに治療することをお勧めします。
・感染防止のためには、兄弟同士やお友だちとタオルを共用しないようにしましょう。
・水いぼを引っ掻いた手で、いぼを触らないように指導して下さい。
・乾燥肌のお子さんやアトピ―性皮膚炎のお子さんは水いぼの感染を生じやすいので、肌が乾燥しないように注意してください。
プールでの感染はよく見られますが、プールの水から感染するというよりも、皮膚同士の接触やビート板の共有が感染の原因となることもあります。
水いぼを放置しても、やがては自然に消退しますが、消退までに6ヶ月~5年かかります。また、経過観察中に患者さん本人の他の部位に感染したり、他者に感染する懸念があります。なかには、掻きむしってアトピー性皮膚炎が悪化したり、二次感染によるとびひを生じたりするケースもあることを考えると、水いぼの摘除には痛みが伴うものの、数が少ないうちに摘除したほうが良いでしょう。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 |
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9:30~12:30 | ● | ● | - | ● | ● | ● | - |
14:30~18:00 | ● | ● | - | ● | ● | - | - |
【休診日】水曜日・土曜午後・日祝日
直接来院での受付時間は午前は9時15分~12時30分、午後は14時15分~17時です。
土曜日と平日の16時以降は混雑致しますのでご了承ください。
また平日16時以降は医師1名での診察となります。
※木曜日は最終受付を17:00から17:30までと30分延長させていただきます。