
※上記症例以外も皮膚に関するお悩みは
お気軽にご相談ください。
「肌荒れが繰り返し起こる」「化粧品を変えても肌の状態が改善しない」このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
実は、皮膚科学の観点から見ると、適切なスキンケアは単なる美容目的だけでなく、様々な皮膚疾患の治療において極めて重要な役割を担っています。
日本皮膚科学会が発行するアトピー性皮膚炎診療ガイドラインでは、スキンケアが治療の基本として明確に位置づけられており、「スキンケアによる皮膚バリア機能の維持・改善は、アトピー性皮膚炎の管理において不可欠である」と記載されています。
これは医学的エビデンスに基づいた重要な指針であり、スキンケアが治療の中核を担うことを示しています。

アトピー性皮膚炎の患者さんの多くが「どんなスキンケア製品を使っても改善しない」「薬を塗っても一時的にしか良くならない」という悩みを抱えています。
この疾患の根本的な問題は、皮膚のバリア機能の低下にあります。
アトピー性皮膚炎は、遺伝的素因と環境因子が複合的に作用することで発症します。
特に、フィラグリンという皮膚バリア機能に重要なタンパク質の異常により、角質層の水分保持能力が低下し、外部刺激に対する抵抗力が弱くなります。
その結果、皮膚の乾燥、かゆみ、湿疹、紅斑などが主な症状として現れます。かゆみによる掻破行動により、さらに皮膚バリア機能が悪化し、悪循環を形成します。
適切なスキンケアを行わずに放置すると、皮膚バリア機能の低下が進行し、細菌感染のリスクが高まります。
また、慢性的な炎症により皮膚の肥厚や色素沈着が生じる可能性があります。
アトピー性皮膚炎の皮膚では、皮膚バリア機能を担う細胞間脂質(セラミド)が減少し、セラミド合成に関わる酵素活性も低下しています。
その結果、経表皮水分蒸散量(TEWL)が増加し、角層水分量が低下した乾燥しやすい皮膚状態となっています。
このため、皮膚の洗浄では
・刺激の少ない洗浄剤を選ぶこと
・皮膚バリア機能をさらに低下させないこと
が重要になります。
適切なスキンケアと薬物治療により、多くの患者さんで症状の改善が期待できます。
ただし、治療効果を維持するためには継続的なスキンケアが必要です。

皮膚疾患とスキンケアに関する医学的文献は様々あり、具体的なスキンケアの効果には以下があります。
・皮膚バリア機能の改善:保湿剤による適切なケアにより、角質層の水分含有量が増加し、外部刺激に対する抵抗力が向上します。皮膚バリア機能が低下している皮膚では、治療と並行して保湿効果の高いスキンケア製品を使用することが不可欠になります。
・炎症の抑制:継続的なスキンケアにより、皮膚の炎症反応が軽減され、かゆみや赤みの改善が期待できます。
・薬剤の浸透性向上:適切なスキンケアにより皮膚状態が整うと、治療薬の効果がより発揮されやすくなります。
スキンケア製品には、低刺激性であることが求められる一方、誤った使用方法はかえって皮膚刺激となる可能性があります。
そのため、適切なスキンケア方法を正しく、積極的に取り入れることが大切である。
スキンケアは、単に疾患を治療するだけでなく、美容的な側面も重視されています。
皮膚疾患でお悩みの患者さんは、「見た目」に関しても精神的に苦しんでいるケースが多いことが特徴です。
「治療はできたけれど、肌がきれいにならない」「シミやしわも気になる」という患者さんの声にお応えするため、当院では医療機関専売のスキンケア治療を提供しています。
美容診療でのスキンケア治療は、皮膚の生理学的メカニズムに基づいて設計されています。
単なる表面的なケアではなく、皮膚の深層から働きかけることで、根本的な改善を目指します。
美容診療を受けるだけでなく毎日のスキンケアによるバリア機能保持やトラブル予防が“美しい素肌”を作る基盤となります。
また。施術後の正しいスキンケアは副作用(炎症・色素沈着等)リスクを下げ、回復・仕上がりの質を向上させることにもつながります。
皮膚科・美容皮膚科でのスキンケア治療は、医学的根拠に基づいた確実な効果が期待できる治療法です。
単なる表面的なケアではなく、皮膚の生理学的メカニズムを理解した専門的なアプローチにより、健康で美しい肌を実現できます。
肌の悩みでお困りの方は、ぜひ一度豊田市のかすがい皮膚科までご相談ください。
皮膚科専門医による診察とカウンセリングを通じて、あなたに最適なスキンケア治療プランをご提案いたします。



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